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コロナワクチン接種後に血栓症で死亡 韓国政府が因果関係を初認定

記事一覧 2021.06.21 16:09

【ソウル聯合ニュース】韓国で英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種後、血小板の減少を伴う血栓症と診断された30代の男性が死亡したことに関連し、政府がワクチン接種との因果関係を公式に認めた。政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団が21日発表した。

新型コロナウイルスワクチン接種後、副反応とみられる症状が出る場合がある(イラスト)=(聯合ニュース)

新型コロナウイルスワクチン接種後、副反応とみられる症状が出る場合がある(イラスト)=(聯合ニュース)

 予防接種被害調査班が16日と18日の会議で検討し、判断したという。

 韓国で2月26日にワクチン接種が始まってから、ワクチン接種と死亡の因果関係が認められたのは今回が初めて。

 死亡した男性は先月27日にアストラゼネカ製ワクチンの接種を受けた。9日後の今月5日に激しい頭痛や嘔吐(おうと)などの症状が表れ、検査の結果、血小板の減少を伴う血栓症と診断された。その後、意識障害などが生じ、治療を受けていたが、今月16日に死亡した。

 血小板の減少を伴う血栓症は、アストラゼネカや米ヤンセンファーマなど「ウイルスベクター」と呼ばれる種類のワクチンを接種した際にまれに生じる副反応の一つ。

 韓国政府は4月12日、アストラゼネカ製ワクチンと血栓症との関連が取り沙汰されていることを受け、欧州医薬品庁(EMA)と英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)の分析結果を基に30歳未満については、接種対象から除外した。

yugiri@yna.co.kr

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