Go to Contents Go to Navigation

韓国の新規コロナ感染者 6日ぶり600人下回る=検査数減で

記事一覧 2021.06.28 11:20

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は28日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から501人増え、累計15万5572人になったと発表した。市中感染が472人、海外からの入国者の感染が29人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(614人)から113人減り、6日ぶりに600人を下回ったが、週末で検査件数が減った影響とみられ、感染拡大の勢いが弱まったとは見なせない。新規感染者数は週前半はやや少なく、週の半ばから再び増える傾向にある。

新型コロナウイルスの検査所を訪れた人々(資料写真)=(聯合ニュース)

新型コロナウイルスの検査所を訪れた人々(資料写真)=(聯合ニュース)

 新たに改編した新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」が7月から導入され、防疫措置が緩和される上、感染力が従来型より強いとされるインド型(デルタ株)の変異ウイルスによる感染が国内でも増えており、防疫当局は緊張を緩めていない。

 新たに確認された市中感染者472人を地域別にみると、ソウル市が179人、京畿道が157人、仁川市が30人で、首都圏が計366人と全体の77.5%を占めた。

 首都圏以外の地域では、釜山市が37人、江原道が16人、慶尚南道が10人、大田市、蔚山市がそれぞれ7人、光州市、忠清南道がそれぞれ6人、大邱市、忠清北道がそれぞれ5人、全羅北道、全羅南道、済州道がそれぞれ2人、慶尚北道が1人だった。

 語学講師の集まりに端を発した集団感染が京畿道内の語学学校5カ所に広がり、地方自治体の集計では109人の感染が確認された。このほかソウル市内の教習所や室内体育館、京畿道の中学校などで新たなクラスター(感染者集団)が発生している。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは29人だった。このうち11人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの18人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から2人増えて計2015人となった。韓国国内の平均致死率は1.30%。重篤・重症患者は6人減り、141人となっている。

 日曜日だった27日の検査件数は1万2251件で、前の日に比べ911件少なかった。直前の平日だった25日と比べると1万5512件少ない。

hjc@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。