大型輸送艦「馬羅島」が就役 垂直発射型の防衛ミサイル搭載=韓国
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2021.06.28 11:56
【ソウル聯合ニュース】韓国海軍は28日、大型輸送艦「馬羅島」(1万4500トン)の就役式を開いた。1番艦の「独島」から14年ぶりに就役した大型輸送艦で、10月ごろに実戦配備される予定だ。
「馬羅島」は1番艦の運用で見つかった問題点を改善し、最新装備を搭載して戦闘能力を大幅に高めた。
中でも、対艦ミサイルから艦艇を守るために搭載する国産防衛ミサイル「海弓」は垂直発射型だ。「独島」搭載のミサイルに比べ、より性能の高い目標捜索装置を備えており、射程も伸びた。
搭載する戦闘システムは韓国国内で独自開発したもの。外国から技術支援を受け韓国で研究開発した「独島」の戦闘システムに比べ、標的データの処理速度や対空・対艦の標的への同時対応能力が向上した。
全長199.4メートル、幅31.4メートルで、最大速力は時速42キロ。乗組員330人が搭乗する。
tnak51@yna.co.kr