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朝鮮王朝時代の金属活字1600点発見 最古のハングル活字も=韓国

記事一覧 2021.06.29 17:49

【ソウル聯合ニュース】韓国文化財庁と埋蔵文化財調査機関の首都文物研究院は29日、ソウル・タプコル公園付近の都市環境整備事業地域で発掘調査を行った結果、16世紀の地層から朝鮮王朝時代前期の金属活字約1600点をはじめ、水時計の付属品や天文時計「日星定時儀」の部品、火砲の銃筒8点、銅鐘を発見したと発表した。

調査で出土した朝鮮王朝時代前期の金属活字=29日、ソウル(聯合ニュース)

調査で出土した朝鮮王朝時代前期の金属活字=29日、ソウル(聯合ニュース)

 今回の調査で最も関心を集める金属活字は、漢字活字約1000点とハングル活字約600点からなる。

 朝鮮王朝時代前期の金属活字が一カ所から出土したのは初めてで、グーテンベルクが西洋で初めて金属活字と印刷術を発明した1440年代と同時期、またはそれより早い時期に作られたものと判断される遺物も含まれている。

調査で出土した朝鮮王朝時代前期の金属活字=29日、ソウル(聯合ニュース)

調査で出土した朝鮮王朝時代前期の金属活字=29日、ソウル(聯合ニュース)

 壬辰倭乱(文禄・慶長の役)以前に作られた朝鮮王朝時代の金属活字のうち、現存するのは国立中央博物館が所蔵するハングル活字約30点のみとされてきた。

 最古のハングル金属活字は1455~61年ごろに作られたものと推定される。白斗鉉(ペク・ドゥヒョン)慶北大教授は「今回出土したハングル活字は確実に最古のものといえる」と強調した。

メディア向けに公開された出土品=29日、ソウル(聯合ニュース)

メディア向けに公開された出土品=29日、ソウル(聯合ニュース)

ynhrm@yna.co.kr

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