韓国大統領選 京畿道知事の李在明氏が出馬表明
【ソウル聯合ニュース】韓国与党「共に民主党」所属の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が1日、来年3月の大統領選への出馬を正式に表明した。同氏は「大々的なインフラ拡充と強力な産業経済再編により投資の機会拡大と成長エンジンの発掘を進め、新たな雇用と持続的な公正成長の道を切り開いていかなければならない」と演説する動画をユーチューブやフェイスブックなどに投稿した。
世論調査によると、李氏は与党の大統領選候補の中で最も高い支持を得ている。
李氏はこの日、「大転換時代には公共が道を開き、民間が投資と革新を敢行できるようにすべきだ。強力な経済政策が大転換の危機を機会に変える」と力説。経済復興政策に直ちに着手するとしながら、「画期的な未来型の経済産業に転換し、良質の雇用創出と国家財政の拡充により普遍福祉国家の土台を築く」と意気込んだ。
また、▼規制の合理化▼基礎・先端化学技術の育成▼文化芸術支援の拡大▼朝鮮半島の平和経済体制の構築と北方経済の活性化――などにも取り組むと述べた。
李氏は韓国の危機の原因として不平等と二極化を挙げた上で、「公正性の確保が希望と成長を可能にする」「機会が平等で、公正な競争の結果として見合った保障がある社会こそ、未来がある」などと説いた。
国民の間で不満が高まっている不動産問題について、投機用の住宅に対する税負担と金融面の規制の強化、適正な住宅の供給といった対策を取る考えを示した。
外交・安全保障分野に関しては「強力な自主国防力を基盤に、国益中心のバランス良い外交を通じて平和共存と共同繁栄の新たな道を開く」と述べた。
李氏は「誇らしき金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)、文在寅(ムン・ジェイン)政権の土台の上に、必要なものは加え、足りないものは埋め、過ちは正して、より有能な第4期民主党政権、一層新たな李在明政権として国民の前に立つ」と誓った。
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