韓国の新規コロナ感染者743人 日曜発表では今年最多
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2021.07.04 10:30
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は4日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から743人増え、累計16万84人になったと発表した。市中感染が662人、海外からの入国者の感染が81人だった。1日当たりの新規感染者数は前日に比べ51人少ないが、2日連続で700人台となった。検査件数が少ない土曜日の感染者数を発表する日曜日としては、流行の「第3波」が猛威を振るっていた昨年12月27日(970人)以来の高水準で今年最多。
首都圏を中心にしたクラスター(感染者集団)が続出している上、インドで最初に発見された変異株で感染力がより強い「デルタ株」の感染者が国内で相次いで確認されており、今後も感染が拡大する恐れがある。これに伴い、感染防止策「社会的距離の確保」のレベル緩和は厳しいとみられる。政府はレベルを緩和した新しい感染防止策を今月1日から始める予定だったが、首都圏では感染拡大を受け、1週間先送りしている。
新型コロナによる死者は前日から1人増えて計2026人となった。韓国国内の平均致死率は1.27%。重篤・重症患者は1人減り、143人となっている。
3日の検査件数は1万4508件で、前の日に比べ1万4507件少なかった。
csi@yna.co.kr