文学の海外進出目指しプラットフォーム構築 大学院も開設へ=韓国翻訳院
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2021.07.06 15:25
【ソウル聯合ニュース】韓国文学翻訳院の郭孝桓(クァク・ヒョファン)院長は6日の記者会見で、韓国文学の海外進出を図るための統合プラットフォーム「韓国文学グローバルプラットフォーム」を新設し、翻訳院の傘下に翻訳大学院を開設することを盛り込んだ重点推進課題を発表した。
郭氏は今年5月に院長に就任。会見では、「3年の任期を終えるころには、韓国文学が世界文学として定着しているだろう」と期待を語った。
韓国文学グローバルプラットフォームは、文学作品の著作権のオンライン取引を仲介し、翻訳家、外国の出版社、エージェントなどに韓国の文学作品や作家に関する詳細な情報を提供するといった役割を担う。
翻訳大学院は、現在、翻訳院の傘下で運営されている翻訳アカデミーを大学院大学水準の正式な教育機関に格上げする形になるという。専任教員の拡充、学制の改編などにより修士・博士課程を運営できるレベルに引き上げた後、教育部の許可を得て正式な学位課程に転換する計画だ。
tnak51@yna.co.kr
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