韓国の新規コロナ感染者1000人超に 半年ぶり=87%が首都圏
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2021.07.06 20:29
【全国総合聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、1日の新規感染者数が約6カ月ぶりに1000人を超えたことが6日、分かった。
防疫当局やソウル市など各地方自治体によると、6日午前0時から午後6時までに全国で計1006人の感染が新たに確認された。
新規感染者数が1000人を超えたのは今年1月3日に1020人を記録して以来。その直前の昨年12月25日には1240人を記録し、流行の「第3波」のピークとされていた。
新たに確認された感染者は首都圏が880人で全体の87.5%を占め、首都圏以外の地域は126人だった。ソウル市が521人、京畿道が313人、仁川市が46人、釜山市が31人、大田市が23人、済州道が13人、大邱市が12人、慶尚南道が11人、江原道が8人、全羅南道と忠清南道がそれぞれ6人、光州市と全羅北道、忠清北道がそれぞれ4人、慶尚北道が3人、蔚山市が1人となっている。
集計を締め切る7日午前0時時点の新規感染者数はさらに増え1100人台から1200人台になるとみられる。6日に発表された新規感染者数は746人だった。
先月30日からこの1週間で確認された新規感染者数は1日平均768人だった。
主な集団感染としては、語学講師の集まりに端を発し、首都圏の複数の語学学校とソウル市麻浦区の飲食店に広がった集団感染の感染者が計314人に増えた。
yugiri@yna.co.kr