「違反1回で営業停止10日」 きょうから防疫規則強化=韓国
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2021.07.08 05:00
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部と疾病管理庁によると、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため罰則を強化した感染症予防法の新施行規則が8日から適用される。1回でも防疫規則に違反した施設や業者は10日間の営業停止処分を受ける。
これまでは不特定多数が利用する施設での利用者名簿の作成やマスク着用、消毒・換気といった防疫指針に従わなかった場合、施設や管理者に行政処分が科された。1回目の摘発では警告処分を受け、違反を繰り返した場合は10日から3カ月の営業停止処分を科されたが、新規則では1回目の違反で即座に10日間の営業停止処分となる。2回目の摘発で営業停止20日、3回目は3カ月、4回目以上は閉鎖命令が出される。
ただ、施設側が注意したにもかかわらず利用者らが防疫規則に違反した場合は、利用者個人に過料を科す。
政府中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は「(利用者の)一人や二人が個人的に違反したからといって施設側を処罰するものではない」と説明している。
ikasumi@yna.co.kr
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