12日から感染防止策強化 ソウルの夜は「外出禁止」並みに
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2021.07.09 11:20
【ソウル聯合ニュース】韓国の首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)で新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、12日から首都圏の感染防止策「社会的距離の確保」のレベルが、最も厳しい措置を取る第4段階に引き上げられる見通しだ。その場合、夜は私的な集まりが大きく制限される。ソウル市では公共交通機関の運行本数も減らされる。「夜間の外出禁止」ではないものの、ソウルの夜は人足が途絶えると予想される。
社会的距離の確保レベルが第4段階に引き上げられると、私的な集まりは昼間は4人まで、午後6時以降は2人までに制限される。
ソウル市は市民の夜間の移動と集まりの自粛を誘導するため、午後10時以降の公共交通機関の運行本数を2割減らす。バスは8日から実施しており、地下鉄も9日から実施予定。
また行政命令を出し、市が管理する25の主要公園と市内を流れる漢江沿いにある漢江公園、市中心部の清渓川沿いで午後10時から翌日午前5時までの飲酒を禁じた。飲食店の営業時間が短縮されると、人が屋外に流れて飲酒するケースが増えるためだ。
ソウル市の区の中には、独自に対策を取るところもある。松坡区は繁華街や不特定多数が利用する施設の周辺にある公園の閉鎖を決めた。麻浦区は若者に人気の弘大エリアを含む区内の公園や緑地173カ所で夜間の飲酒を禁じた。
政府は首都圏の社会的距離確保レベルを12日から2週間、第4段階に引き上げる方針を示した=(聯合ニュース)
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