韓国前監査院長が最大野党に電撃入党 大統領選構図に変化
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2021.07.15 11:55
【ソウル聯合ニュース】来年3月の韓国大統領選に野党陣営からの出馬が取りざたされている崔在亨(チェ・ジェヒョン)前監査院長(64)が15日、保守系最大野党「国民の力」に電撃入党した。
崔氏は元判事で、2018年に文在寅(ムン・ジェイン)政権の監査院長に起用された。先月28日に辞任したばかり。
大統領選を巡り、尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が先頭を走る野党陣営の選挙戦の構図が新しい局面を迎えそうだ。
崔氏は党本部で開かれた入党式で、「国民が苦痛を受けている現実において最も重要な命題である政権交代を成し遂げる中心に第1野党の国民の力がならなければならない」と強調。「未来が見えない若者が希望を抱いて生きられる国をつくることが何より重要だ」として、「そのような国をつくることに私のすべてをささげたい」と述べた。
崔氏は大統領選の野党陣営候補の一人とされ、尹氏のライバルとしても浮上している。
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