ポスコの営業益が過去最高 鉄鋼事業好調=4~6月期
記事一覧
2021.07.22 16:04
【ソウル聯合ニュース】韓国鉄鋼最大手のポスコが22日発表した4~6月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は2兆2000億ウォン(約2110億円)で前年同期比1194.1%増加した。
売上高は同33.3%増の18兆2900億ウォン、純利益は1710.0%増の1兆8100億ウォン。前期と比較すると、営業利益は41.9%、売上高は13.8%、それぞれ増加した。
4~6月期の業績は、決算説明会で各四半期の業績公開を初めた2006年以降で最高となった。10年に新たな国際会計基準(IFRS)を導入して以降、営業利益が2兆ウォンを超えたのも初めて。
グループ中核事業である鉄鋼事業の好調が好業績につながった。グローバル市況の改善と需要産業の回復を追い風に鉄鋼の販売価格が上昇し、販売量も増えたことで、営業利益が大幅に伸びた。グローバルインフラ、新成長など他部門の業績も好調だった。
ポスコ単体の4~6月期業績は、営業利益が前期比49.8%増の1兆6080億ウォン、売上高が同18.9%増の9兆2770億ウォンだった。純利益は1兆3180億ウォン。
tnak51@yna.co.kr