ユーチューブ再生数1位の「Baby Shark」 盗作訴訟で勝訴=韓国
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2021.07.23 11:09
【ソウル聯合ニュース】世界的なヒット曲「Baby Shark(サメのかぞく)」を制作した韓国のスタートアップ企業「スマートスタディー」が自身の曲を盗作したとして、米国の作曲家ジョニー・オンリー氏が損害賠償を求めた訴訟で、ソウル中央地裁は23日、原告敗訴の判決を言い渡した。
「Baby Shark」はスマートスタディーが2015年に発表した。振り付きの動画「Baby Shark Dance」は動画投稿サイト「ユーチューブ」で再生回数90億回を超え、ユーチューブ全体の動画で1位を記録するなど、世界的に大きな人気を集めている。
ジョニー・オンリー氏は自身が2011年に発表した童謡「Baby Shark」が伝承童謡をアレンジした著作物だと主張。スマートスタディーが盗作したとして2019年3月、韓国の裁判所に訴訟を起こした。
スマートスタディーは北米圏の伝承童謡を編曲した曲であり、ジョニー・オンリー氏の著作物とは関係ないと主張している。
伝承童謡は著作権がなく、著作権侵害が認められない。
kimchiboxs@yna.co.kr
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