韓国滞在の外国人198万人 5年半ぶり低水準=コロナ影響
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2021.07.28 13:51
【ソウル聯合ニュース】韓国法務部の出入国・外国人政策本部が28日に発表した統計によると、6月時点で国内に滞在する外国人は前月比0.3%減の198万1035人だった。新型コロナウイルスの世界的流行の影響で19カ月連続して減少し、2015年12月(約189万人)以来、5年半ぶりの低水準となった。
韓国に滞在する外国人の数は19年12月に過去最高(約252万人)を記録したが、新型コロナの感染が広がり始めた20年1月に10万人近く急減。その後も減少が続いている。
6月時点の滞在者のうち、観光や知人訪問などを目的に90日未満の短期滞在の予定で査証(ビザ)なしで入国した人が41万3705人だった。1年前に比べ9.1%減少した。長期滞在の外国人も6.7%減の156万7330人にとどまった。また、長期滞在のうち外国人登録証の発給を受けた人は約109万人と、10.1%減少した。
法務部の関係者は、新型コロナの世界的流行で国境を封鎖する国が相次いだことや旅行を控える雰囲気が強まったこと、さらには海外からのウイルス流入を防ぐためのノービザ入国停止、パスポート発行審査強化などの影響で、外国人入国者が大幅に減少したと説明している。
tnak51@yna.co.kr
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