韓国日産の罰金判決確定 排ガス試験書類を偽造
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2021.08.03 13:02
【ソウル聯合ニュース】韓国大法院(最高裁)は3日、排ガスなどの試験書類を偽造したとして自動車管理法違反の罪に問われた韓国日産に対する上告審で、罰金1000万ウォン(約95万円)を言い渡した二審判決を支持した。これにより罰金判決が確定した。
韓国日産は2012~15年、排ガスや燃費試験の成績書などを改ざんして輸入車認証を受けたとして起訴された。
検察は、同社がスポーツタイプ多目的車(SUV)「キャシュカイ」と中型セダン「インフィニティQ50」の認証を受ける過程で他の車の試験成績書を提出したと主張した。
一審は韓国日産の責任を認め、罰金1500万ウォンを言い渡した。二審も改ざんした事実は認めたが、罰金は1000万ウォンに減額された。
当時犯行を主導した韓国日産の関係者は懲役6カ月、執行猶予2年の刑が確定。別の関係者2人は、それぞれ罰金300万ウォンと500万ウォンの判決が確定している。
ynhrm@yna.co.kr
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