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不適切発言の駐韓日本公使 次のポストは決まらず

記事一覧 2021.08.03 16:56

【東京聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の対日姿勢について不適切な発言をして物議を醸した在韓日本大使館の相馬弘尚総括公使について、日本外務省関係者は3日、聯合ニュースに対し、8月1日付で帰国するよう命じたが、現段階で次のポストは決まっていないと明らかにした。

相馬氏(資料写真)=(聯合ニュース)

相馬氏(資料写真)=(聯合ニュース)

 帰国命令に関しては、茂木敏充外相が適材適所の観点から在任期間なども考慮して判断したと伝えた。

 在韓日本大使館の総括公使を務めて帰国すれば通常、外務省で局長級に昇進するが、外交関係者からは相馬氏の場合は当分の間、特定のポストに就かない可能性もあるとの見方が出ている。

 駐在国の首脳を事実上侮辱する発言をして物議を醸した人物を昇進させれば日本の外交に対する国際社会の評価に影響を与える可能性がある。

 日本外務省が相馬氏の次のポストについてどのような決定を下すかが両国関係に対する日本政府の姿勢を理解する一つの材料になる見通しだ。

 相馬氏は韓国のケーブルチャンネルJTBC関係者との非公式の懇談で、性的表現を使って文大統領と韓国の外交を批判した。菅義偉首相は「外交官として極めて不適切な発言であり遺憾だ」と表明した。

 相馬氏の発言は文大統領が東京五輪の開会式に出席し、菅首相と首脳会談を行うことを議論していた時期に報じられ、首脳会談が実現しなかった原因の一つになったとの指摘を受けた。

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