大学生が就職したい企業 カカオが2年連続トップ=韓国
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2021.08.04 15:01
【ソウル聯合ニュース】韓国の大学生が就職したい企業の1位に、インターネットサービス大手カカオが選ばれた。
就職情報サイトのジョブコリアは4日、大学生1106人を対象に実施した調査結果を発表した。同社は毎年、下半期の就職シーズンを前に、大学生を対象に時価総額上位100社(持ち株会社を除く)のうち就職したい企業を調査し発表している。
今回の調査(複数回答)で、カカオが15.3%で最も多く、昨年に続き2年連続でトップに選ばれた。
2位はサムスン電子(9.0%)で、昨年の調査で4位だったが2ランク上昇した。3位は昨年2位だったネイバー(6.5%)。
このほか、アモーレパシフィック(6.4%)、ネットマーブル(6.3%)、大韓航空(5.3%)、IBK企業銀行(4.0%)、NCソフト(4.0%)、LGイノテック(3.9%)、サムスン物産(3.9%)がトップ10に入った。
ジョブコリアの関係者は、毎年インターネット企業が就職先として人気だとした上で「今年はIT開発人材の誘致競争などの影響でゲーム会社への就職を好む割合が相対的に高かった」と説明した。
専攻別では、理工学系の学生はサムスン電子に就職したいとの回答が10.4%でトップ。次いでカカオ(8.8%)、ネットマーブル(6.6%)などの順だった。
商業経済系、人文社会系、芸術・体育系はカカオに就職したいと回答した学生がそれぞれ16.9%、18.1%、20.0%を占め最も多かった。
就職したい企業を選択した理由については「希望する仕事ができそうだから」が22.6%で最も多かった。このほか「福祉制度と勤務環境」(22.2%)、「勤続年数が長い」(20.8%)、「年俸が高い」(18.5%)などが挙がった。
hjc@yna.co.kr