北朝鮮 コロナワクチン導入手続きが未完了=ユニセフ
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2021.08.05 10:33
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮に対する新型コロナウイルスワクチンの供給に関し、国連児童基金(ユニセフ)の報道官は4日(米東部時間)、「(北朝鮮)政府はCOVAX(コバックス)が支援するワクチンを受け取るのに必要な事前の手続きをまだ完了していない」と明らかにした。ユニセフは技術的なサポートを行っているという。米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)のインタビューに答えた。
ユニセフ報道官は、北朝鮮が終えていないという手続きやユニセフのサポートなど、具体的な内容には言及しなかった。
北朝鮮は当初、新型コロナワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み、COVAXを通じて5月末までに英アストラゼネカ製のワクチン170万4000回(85万2000人)分の供給を受ける計画だった。この計画がずれこんでいることについてVOAは先月、北朝鮮がウイルス流入の懸念を理由にワクチンを届けるスタッフの訪朝を拒否するなど、行政的な手続きに協力していないと報じていた。
一方、世界保健機関(WHO)の最新報告書によると、北朝鮮は7月22日までに累計3万4580人の検査を実施した。全員が陰性だったという。
北朝鮮にはまだ新型コロナワクチンが供給されていない=(聯合ニュース)
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