韓米が局長級協議 米朝対話の早期再開など議論
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2021.08.05 20:45
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国の外交当局による局長級協議が4日(現地時間)、米ワシントンで開かれた。韓国外交部が5日、伝えた。韓米の外交当局が局長級協議を開いたのは、韓国と北朝鮮の通信連絡線が復旧してから初めて。
協議には韓国から外交部の林甲守(イム・ガプス)平和外交企画団長が、米国から国務省のチョン・パク北朝鮮担当特別副代表が出席した。
外交部によると両氏は朝鮮半島平和プロセスの実質的進展のために南北および米朝間の早急な対話再開が極めて重要であるとの認識を改めて確認し、対話の早急な再開について踏み込んだ具体的な協議を行った。
韓米は先ごろ、北朝鮮問題を議論する韓米作業部会(ワーキンググループ)を終了させ、今後は局長級協議を定例化して同問題について話し合っていくことを決めた。
南北の通信連絡線が復旧して以降、外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官や同部で北朝鮮問題を担当する魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長が米国側と電話会談をするなど、韓米は北朝鮮との対話ムードの醸成を目指し慌ただしく動いている。
yugiri@yna.co.kr