7月の失業率3.2%に改善 就業者数は5カ月連続増=韓国
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2021.08.11 08:46
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が11日発表した雇用動向によると、7月の失業率は3.2%で、前年同月比0.8ポイント改善した。失業者数は同21万8000人減の92万人で、2014年7月(91万4000人)以来の低水準となった。
7月の就業者数は2764万8000人で、前年同月から54万2000人増えた。
月間の就業者数は新型コロナウイルスの影響で20年3月に前年同月比19万5000人の減少に転じ、今年2月までマイナスが続いた。3月に31万4000人のプラスとなってからは5カ月連続で増加した。ただ、4月の大幅な伸び(65万2000人)に比べると鈍化傾向にある。5月(61万9000人)と6月(58万2000人)に次いで、7月(54万2000人)も縮小した。
15歳以上の就業率は61.3%で、前年同月より0.8ポイント高かった。
統計庁は7月の雇用情勢について、政府の新型コロナ感染防止策の強化にもかかわらず、輸出の好調と新型コロナの影響が大きかった前年の反動により就業者数が増加し、失業者は減少したと説明した。
mgk1202@yna.co.kr