韓国政府代表団が訪米 モデルナとワクチン安定供給へ「直談判」
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2021.08.13 09:43
【ソウル聯合ニュース】米モデルナと新型コロナウイルスワクチンの供給正常化を議論するため、韓国の政府代表団が13日、米国に出発した。モデルナ本社でワクチン販売責任者らと協議を行う。
代表団メンバーの姜都泰(カン・ドテ)保健福祉部第2次官は仁川国際空港で記者団に対し、「(モデルナ側にワクチンの)供給変更について遺憾の意を表明する」として、ワクチン供給の安定化について協議する計画を明らかにした。
代表団はワクチン供給に支障が出たことに厳重抗議し、再発防止の確約を取り付ける方針だ。
モデルナは生産問題を理由に今月中に韓国に供給する予定だったワクチンの量を半分以下に減らした。このため、韓国政府は遺伝物質メッセンジャーRNA(mRNA)を使ったモデルナやファイザー製ワクチンの接種間隔を4週間から6週間に変更した。
韓国が今年、モデルナから供給を受けるワクチンは計4000万回分で、これまで6%を上回る245万5000回分が供給された。
kimchiboxs@yna.co.kr
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