韓国の新規コロナ感染者1990人 首都圏以外では連日最多
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は13日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1990人増え、累計22万182人になったと発表した。市中感染が1913人、海外からの入国者の感染が77人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1987人)から3人増えた。初めて2000人を超えた今月11日(2222人)に次いで過去2番目の多さとなった。
同じ曜日との比較では、前週(6日発表、1704人)より286人多い。特に首都圏以外の地域で新規感染者が700人台後半にまで増えた。
14~16日は光復節(8月15日、日本による植民地支配からの解放記念日)連休で、全国的に人の移動が増えると予想される。政府は新型コロナの感染防止策「社会的距離の確保」の強化(首都圏は最も高い第4段階、首都圏以外の地域は原則第3段階)に加え、追加の対策を検討しているが、短期間で感染拡大ペースを下げるのはたやすくないとの見方が強い。
新たに確認された市中感染者1913人を地域別にみると、京畿道が527人、ソウル市が504人、仁川市が94人で、首都圏が計1125人と全体の58.8%を占めた。3日連続で1000人を超えている。
首都圏以外の地域では、釜山市が178人、慶尚南道が122人、慶尚北道が77人、忠清南道が68人、大田市が58人、大邱市が55人、忠清北道が50人、済州道が44人、蔚山市が39人、江原道が33人、全羅北道が25人、全羅南道が18人、光州市が14人、世宗市が7人の計788人だった。これは昨年2~3月に大邱市と慶尚北道を中心に流行の第1波が発生して以降で最多となる。前日(746人)に続いて最多を更新した。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは77人だった。このうち18人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの59人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から6人増えて計2144人となった。韓国国内の平均致死率は0.97%。重篤・重症患者は前日から3人減の369人で、14日連続で300人を上回った。
12日の検査件数は5万925件で、前の日より82件多かった。臨時検査所での検査件数は10万4733件だった。
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