ワクチン副反応2日間で新たに1726件 死者3人増=韓国
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2021.08.16 11:01
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は16日、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が14、15日の2日間に新たに1726件報告されたと発表した。このうち死亡が3件だった。ワクチン接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。
接種による副反応とみられる事例のうち、重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は新たに3件報告された。特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例の報告は27件あった。このほかは注射した部位の痛みや腫れ、筋肉痛、頭痛などの比較的軽い症状だった。
韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計14万855件となった。今月16日午前0時時点の1回目、2回目の接種累計3099万8451件の0.45%に当たる。
累計接種件数に対する副反応の報告率は米ヤンセンファーマ製ワクチンが0.67%、 米モデルナ製が0.62%、英アストラゼネカ製が0.61%、米ファイザー製が0.44%。
これまでに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計461人となっている。ファイザー製ワクチンの接種者が268人、アストラゼネカ製が185人、ヤンセンファーマ製が7人、モデルナ製が1人。これらは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、他の副反応が報告された後に容体が悪化し死亡したケースを含めると、死者は計674人となる。
これまでの全ての副反応の報告のうち、95.4%に当たる13万4353件は比較的軽い症状だった。
予防接種対応推進団は副反応の報告件数を毎週月・水・土曜日に発表している。
mgk1202@yna.co.kr