デルタ感染者が1週間で2954人 国内最多の変異株に=韓国
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2021.08.17 18:32
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスの感染拡大が続く韓国で、感染力の強い「デルタ株」の感染者が増えている。中央防疫対策本部によると、8月8日から14日までの1週間で、主な変異株(アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ)の感染者は3014人で、国内における変異株の感染者数は累計1万3780人になった。3014人のうち、デルタ株の感染者は98.0%に当たる2954人だった
デルタ株がさらに変異した「デルタプラス」と呼ばれるタイプに感染した事例も確認されており、防疫当局は警戒を強めている。デルタプラスの感染者は1人増え、累計3人になった。
デルタプラスは、デルタ株よりも感染力が強く、ワクチンの効果も低いとみられているが、正確な情報がまだない。
この1週間で変異株に感染した3014人のうち、2812人は国内で感染し、202人は海外からの流入だった。
国内で変異株に感染した2812人のうち、デルタ株の感染者は約98.1%の2759人だった。
またこの1週間に国内で感染した感染者のうち、変移株の検出率は86.9%(3235人中2812人)だった。直前の1週間の検出率(75.6%)と比べ、11.3ポイント上昇した。
特にデルタ株の検出率は、同期間で73.1%から85.3%に上がった。
昨年12月以降、国内で主な四つの変異株が確認された事例は計1万3780人。類型別ではデルタ1万421人、アルファ3188人、ベータ149人、ガンマ22人となっている。
yugiri@yna.co.kr
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