「ラムダ株」流行国 隔離免除対象からの除外を検討=韓国政府
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2021.08.18 16:52
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が新型コロナウイルス対策を巡り、変異株「ラムダ株」の流行国について隔離免除対象国からの除外を検討している。
中央事故収拾本部の朴香(パク・ヒャン)防疫総括班長は18日の定例会見で、ラムダ株の国内流入防止対策に関する質問に対し、国内入国後の隔離免除から除外される国にラムダ株流行国を含めることについて疾病管理庁とともに検討を行っていると答えた。
政府は現在、新型コロナワクチンの接種を完了した入国者に対し、PCR検査で陰性かつ症状がなければ2週間の自主隔離を免除している。先月からは重要な事業、学術・公益、人道的目的のほか、直系家族訪問のため国内に入国する場合も隔離を免除している。ただ、いずれの場合も変異株が流行する国からの入国者は免除対象から外される。
防疫当局によると、ラムダ株は昨年10月にペルーで初めて確認され、現在は30カ国余りで流行している。感染力についてはまだ具体的に確認された内容がない。ワクチンの効果についても評価が終わっていない状況だ。
hjc@yna.co.kr
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