東京五輪自転車競技に旭日旗 IOCに抗議=韓国人教授
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2021.08.19 09:25
【ソウル聯合ニュース】韓国の広報活動などに取り組む誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授は19日、東京五輪の自転車競技(ロード)で旭日旗を振りながら応援する姿が確認されたとして、国際オリンピック委員会(IOC)側に抗議のメールを送ったと明らかにした。
メールはIOCのバッハ会長や委員全員、ロゲ前会長ら名誉会員らに送ったという。
徐氏はメールで「IOCは平和の象徴である五輪で戦争犯罪に使われた旭日旗(を使用した)応援を防げなかったことを謝罪しなければならない」として、徹底的な真相調査を行い、五輪で旭日旗を使った応援が繰り返されないよう求めた。
五輪憲章(第50条第2項)では競技会場などでの政治的、宗教的、人種的な宣伝活動を禁じている。韓国では旭日旗が「軍国主義の象徴」とされ、旭日旗を使った応援は五輪憲章に反するとみなしている。
徐氏は大韓体育会(韓国オリンピック委員会)など関係機関に対し、24日に開幕する東京パラリンピックでの再発防止に向けて対応するよう求めた。
kimchiboxs@yna.co.kr