旅行・航空業界の苦境は続く コロナ禍長期化で=韓国
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2021.08.19 17:51
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルス禍の長期化で韓国の旅行・航空業界が業績不振から抜け出せずにいる。
韓国取引所が12月決算の有価証券市場上場587社(金融業などを除く)の今年上半期(1~6月)の連結財務諸表を分析した結果、売上高減少率が最も大きかった企業は旅行大手、ハナツアーだった。
ハナツアーの上半期の売上高は159億ウォン(約15億円)で前年同期(940億ウォン)に比べ83.1%減少した。コロナ禍前の2019年上半期の売上高は4165億ウォンだった。昨年上半期に前年の約4分の1に減少した売上高は今年上半期にさらに落ち込んだ。
カジノ運営などを行うGKL(マイナス71.6%)、格安航空会社(LCC)のチェジュ航空(マイナス55.9%)、ティーウェイ航空(マイナス47.0%)も売上高減少率が大きい企業の上位に入った。
新興企業向け株式市場コスダックに上場している旅行大手、モドゥツアーの売上高も前年同期の473億ウォンから55億ウォンに減少した。
hjc@yna.co.kr
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