正恩氏専用機と同機種の航空機 飛行後に平壌へ引き返す
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2021.08.20 16:57
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の専用機と同機種の航空機が19日、平壌から東部・元山の方向に飛行したが、平壌に引き返したことが捉えられた。
航空機の航路を追跡するウェブサイト「フライトレーダー24」によると、高麗航空のJS672便の旅客機は19日午前9時8分、平壌を出発し元山の方向に向かった。
同機はウクライナのアントノフ148型機で、金正恩氏が専用機のように使う航空機と同じ機種だ。
同サイトでは着陸地点は確認できず、東部の東海付近で方向転換したことになっており、金正恩氏が別荘のある元山を訪れた可能性があるとの見方が出た。
だが、消息筋によると、同機は元山国際空港に着陸せず、平壌に戻ったという。
金正恩氏は現在、平壌に滞在しているもようだ。
北朝鮮はアントノフ148型機を2機保有しているが、金正恩氏が主に利用している航空機の登録記号はP671で、今回捉えられた航空機はP672だ。
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