北朝鮮核問題担当する米高官が来韓 対話再開模索へ=「緊密な協議期待」
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2021.08.21 09:56
【ソウル聯合ニュース】米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表が21日、北朝鮮との対話再開を模索するために来韓した。6月以来2カ月ぶりで、韓国で韓米合同軍事演習が実施されている中での来韓であるため注目される。
キム氏は空港で「韓国政府の同僚と非常に緊密な協議をすることを期待する」と述べた。
24日まで韓国に滞在する予定で、外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長や北朝鮮核問題を巡る交渉でロシア側の代表を務めるモルグロフ外務次官と協議する。モルグロフ氏は21~26日の日程で来韓する。
韓米は16日から26日までの日程で、コンピューターシミュレーション中心の合同指揮所演習を実施している。
北朝鮮はこれに反発しており、韓米ロは朝鮮半島の状況を安定的に維持管理するための方策について集中的に協議するものとみられる。
また、北朝鮮との対話再開に向け、新型コロナウイルスワクチンや食料などの支援や、水害からの復興など人道支援について具体的な話し合いを行うかどうかにも注目が集まる。
csi@yna.co.kr