ワクチン副反応2日間で新たに1923件 死者5人増=韓国
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2021.08.23 10:57
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は23日、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が21、22日の2日間に新たに1923件報告されたと発表した。このうち死亡が5件だった。ワクチン接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。
接種による副反応とみられる事例のうち、重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は新たに3件報告された。特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例の報告は38件あった。このほかは注射した部位の痛みや腫れ、筋肉痛、頭痛などの比較的軽い症状だった。
韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計15万3752件となった。今月23日午前0時時点の1回目、2回目の接種累計3634万6022件の0.42%に当たる。
累計接種件数に対する副反応の報告率は米ヤンセンファーマ製ワクチンが0.68%、 英アストラゼネカ製が0.56%、米モデルナ製が0.35%、米ファイザー製が0.31%。
これまでに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計492人となっている。ファイザー製ワクチンの接種者が279人、アストラゼネカ製が203人、ヤンセンファーマ製が8人、モデルナ製が2人。これらは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、他の副反応が報告された後に容体が悪化し死亡したケースを含めると、死者は計716人となる。
これまでの全ての副反応の報告のうち、95.4%に当たる14万6772件は比較的軽い症状だった。
予防接種対応推進団は副反応の報告件数を毎週月・水・土曜日に発表している。
mgk1202@yna.co.kr