韓国型ロケットの組み立て完了 最終機能点検へ
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2021.08.24 14:45
【ソウル聯合ニュース】韓国科学技術情報通信部は24日、韓国の独自技術で開発したロケット「ヌリ」について、飛行モデルの機体組み立てを今月20日に完了し、ウェット・ドレス・リハーサル(WDR)と呼ばれる最終的な機能点検を準備中だと発表した。
WDRはロケットを発射台に立てて零下183度の酸化剤を充填(じゅうてん)・排出し、機体が極低温環境で正常に機能するかどうかを確認する作業だ。
この作業は全般的な準備状況や気象などを考慮し、今月末から来月初めの間に行われる。結果の分析には1週間程度かかる。特に問題なく終われば、ヌリは本格的な発射準備に入る。補完すべき点が見つかれば対処した上で発射準備に移る。
ヌリは1.5トン級の実用衛星を地球低軌道に乗せることができる3段式ロケットで、2010年に開発が始まった。
tnak51@yna.co.kr
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