デルタ株感染1週間で3033人 変異株感染者の99%=韓国
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2021.08.24 16:06
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルス流行の「第4波」が続く韓国で、感染力の強いインド由来の変異株、デルタ株が猛威を振るっている。
中央防疫対策本部によると、直近1週間(8月15~21日)に国内で確認された主な変異株4種類(アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ)の感染者は3062人で、このうちデルタ株の感染が99.1%に当たる3033人だった。このほかの29人は英国で見つかったアルファ株の感染者だった。
国内における主な変異株4種類の感染者は、昨年12月以降で累計1万6842人となっている。種類別ではデルタ株が1万3454人、アルファ株が3217人、南アフリカで最初に報告されたベータ株が149人、ブラジル由来のガンマ株が22人だった。これは遺伝子分析により変異株への感染が判明したケースのみを集計したもので、感染者と疫学的関連性のあるケースも含めると実際の変異株の感染者数はさらに多くなるとみられる。
tnak51@yna.co.kr
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