韓国のチョ国元法相「父として苦しい」 娘の大学院入学取り消しに
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2021.08.24 17:08
【ソウル聯合ニュース】韓国・釜山大は24日に記者会見を開き、不正入学の疑惑を持たれていたチョ国(チョ・グク)元法務部長官の娘について、2015学年度の釜山大医学専門大学院入学を取り消す決定をしたと発表した。
今後、聴聞手続きを経て、最終的な処分が決まる。保健福祉部は「入学取り消しが確定すれば、(医師)免許の取り消しが可能になると判断している」と明らかにした。
発表を受け、チョ氏は自身の交流サイトに「父として苦しい」とし、「最終決定が下されるまで、聴聞手続きでしっかり説明する」と書き込んだ。
チョ氏の娘の不正入学を巡っては、チョ氏の妻が教授として在職する東洋大の総長からの表彰状を偽造し、釜山大医学専門大学院の入試の際に提出した罪などに問われ、今月開かれた二審で懲役4年の判決を受けた。
チョ氏の娘は今年1月に医師国家試験に合格し、ソウル市内の病院で勤務している。
kimchiboxs@yna.co.kr
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