韓国与党「メディア懲罰法案」を国会委で強行採決 野党反発
記事一覧
2021.08.25 08:52
【ソウル聯合ニュース】韓国国会の法制司法委員会は25日未明、メディアに対する懲罰的な損害賠償を可能にする「言論仲裁法」の改正案を与党「共に民主党」単独で可決した。同党は同改正案について、悪意あるフェイクニュースの被害者を保護するものだとし、同日午後に開かれる国会本会議でも採決を強行するとの立場だ。
改正案はメディアの故意・重過失による虚偽・ねつ造報道に対し、損害賠償を請求できると定めている。訂正報道や記事閲覧遮断も請求できる。
一方、最大野党「国民の力」は権力維持を目的とした「言論くつわ法」と規定して徹底抗戦の構えを示しており、本会議でも与野党が激しく対立するとみられる。
hjc@yna.co.kr
キーワード