アフガン韓国大使館の元現地スタッフ 韓国の避難受け入れに謝意
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2021.08.25 19:23
【ソウル聯合ニュース】イスラム主義組織タリバンが実権を握ったアフガニスタンから韓国政府の支援で脱出したアフガン人女性は25日に公開されたインタビューで、「(タリバンから)家族の命を守るためには、カブールを離れるしかなかった」と述べた。
インタビューは24日に経由地のパキスタン・イスラマバード空港で行われた。
この女性はカブールの韓国大使館で2013年9月から2年4カ月働いていたことで、希望すれば韓国に行くことができる「協力者」427人に含まれていた。韓国軍輸送機で最も早くカブールを脱出した26人の1人で、夫と2人の息子は26日に韓国に到着する。
女性は韓国行きを决めた理由について、「容易な決定だった。家族を救うためにはそうするしかなかった」と話した。
韓国政府に言いたいことを問われると、「ただ、ありがとうという言葉以外はない」と述べた。
おなじく韓国大使館で働いていたという男性は、「タリバンは外国機関で働いていた人を探そうとしている」とし、「タリバンは私と家族にとって危険だ」と話した。
またカブール空港はパスポートの有無と関係なく中に入ろうとする人でごった返し、非常に良くない状況だったが、韓国から派遣されたチームの努力により空港に入ることができたとし、韓国政府に謝意を伝えた。
yugiri@yna.co.kr