韓国到着のアフガン現地職員らが生活施設に移動 コロナ感染確認なし
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2021.08.27 10:30
【ソウル聯合ニュース】イスラム主義組織タリバンが実権を握ったアフガニスタンから韓国に退避した韓国機関の現地スタッフとその家族378人について、韓国入国直後に行われた新型コロナウイルス検査の結果、感染が確認された人はいなかったことが、27日分かった。
法務部によると、アフガニスタンで韓国政府などに協力し、特別寄与者として韓国入りした現地スタッフとその家族はこの日午前、京畿道金浦市内のホテルから中部・忠清北道鎮川にある国家公務員人材開発院へ出発した。
特別寄与者と家族の大部分は、前日に仁川国際空港で行われたPCR検査で陰性と判定され、一部は結果を待っているという。
法務部は検査結果が出ていない人についてもひとまず鎮川に移動させ、同地で待機するように取り計らう予定だ。
今回入国した378人は、26日午後に韓国空軍の輸送機で仁川国際空港に到着した。
国家公務員人材開発院には6~8週間滞在し、2週間の隔離期間終了後に韓国社会に定着するための教育を受ける予定だ。その後は政府が用意する別の施設に移されるという。
アフガニスタンから378人が韓国に退避した=(聯合ニュース)
ynhrm@yna.co.kr
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