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米国 北朝鮮への開かれた姿勢堅持=韓国高官 

記事一覧 2021.09.01 09:55

【ワシントン聯合ニュース】訪米中の韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長は31日(現地時間)、韓国メディアとの懇談会で、「バイデン政権は北との対話を再開し、進展を成し遂げるため、前向きで柔軟かつ開かれた姿勢を堅持している」と述べた。

協議後に発言する魯氏(左)とソン・キム氏(共同記者団)=30日、ワシントン(聯合ニュース)

協議後に発言する魯氏(左)とソン・キム氏(共同記者団)=30日、ワシントン(聯合ニュース)

 また、米国がアフガニスタンから撤退した中、「急変する国際情勢の中でも米政府は北核問題の緊急性を認識し、先に解決すべき課題にしていることを確認した」と述べた。

 米国で魯氏は米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表やシャーマン国務副長官、キャンベル国家安全保障会議(NSC)インド太平洋調整官らと協議した。

 魯氏は「韓米は共同で推進できる対北人道分野を協議するなど、北に関与するさまざまな方策を協議している」として、「北が応じればいつでも推進できるよう万全の準備をするというのが共通した立場」と強調した。

 これについて、韓国政府高官は「米国は北が対話のテーブルに着けば北のすべての関心事を真摯(しんし)に協議できるという立場」として、「現時点では対話の開始が何より重要で、韓米にできることは引き続き対話を促すこと」と述べた。北朝鮮への人道支援に関しては「感染症防疫、保健、飲み水、衛生分野について韓米が基本的な議論を行っている」と伝えた。

 また、北朝鮮が寧辺の核施設でプルトニウムの取り出し作業を再開した兆候があるとの国際原子力機関(IAEA)の報告書については、「韓米は北の核活動を監視していて、すべての状況を把握している」とし、「北の核能力が高まっており、対話の再開で非核化交渉を進展させることが必要だ」と述べた。その上で、「核活動の再開は戦略的な意図だと判断できる」とし、「北は寧辺を協議対象として提示したことがあり、依然として交渉カードと考えている」との認識を示した。

kimchiboxs@yna.co.kr

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