ワクチン副反応2日間で新たに8699件 死者13人増=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は1日、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が先月30、31日の2日間に新たに8699件報告されたと発表した。このうち死亡が13件だった。ワクチン接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。
接種による副反応とみられる事例のうち、重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は新たに26件報告された。特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例の報告は238件あった。このほかは注射した部位の痛みや腫れ、筋肉痛、頭痛などの比較的軽い症状だった。
1回目に英アストラゼネカ製のワクチンを接種し、2回目に米ファイザー製を接種した人の副反応は329件増え、計4685件となった。
韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は計18万677件となった。1日午前0時時点の1回目、2回目の接種累計4382万3599件の0.41%に当たる。
累計接種件数に対する副反応の報告率は米ヤンセンファーマ製ワクチンが0.64%、米モデルナ製が0.57%、アストラゼネカ製が0.48%、ファイザー製が0.32%。
これまでに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計535人となっている。ファイザー製ワクチンの接種者が291人、アストラゼネカ製が230人、ヤンセンファーマ製が9人、モデルナ製が5人。これらは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、他の副反応が報告された後に容体が悪化し死亡したケースを含めると、死者は計777人となる。
これまでの全ての副反応の報告のうち、95.6%に当たる17万2808件は比較的軽い症状だった。
予防接種対応推進団は副反応の報告件数を毎週月・水・土曜日に発表している。
kimchiboxs@yna.co.kr