関東大震災から98年 真相究明と賠償求める=北朝鮮
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2021.09.02 08:33
【ソウル聯合ニュース】1923年の関東大震災の発生から98年となった1日、北朝鮮の「朝鮮人強制連行被害者・遺族協会」は「日本当局はこの事件の真相を明らかにしておらず、罪の意識も責任も感じていない」として、震災時の朝鮮人虐殺などに関する真相究明と謝罪、賠償を求める談話を出した。朝鮮中央通信が2日、伝えた。
談話は「過去の犯罪を否定・隠蔽(いんぺい)することにきゅうきゅうとし、反共和国謀略宣伝により日本社会で極端な朝鮮民族排他主義を高めている」と非難。「朝鮮人大虐殺に対する謝罪と反省どころか、歴史歪曲(わいきょく)と時代錯誤的な反共和国策動に狂奔している日本当局と右翼の無分別な妄動に激憤を禁じ得ず、被害者と遺族の名で厳しく糾弾する」と述べた。
また、「関東大地震の際に敢行された日帝(日本)の蛮行を絶対忘れず、必ず千百倍の代価を支払わせる」と強調した。
1923年9月1日に関東地域で発生した大震災では10万人以上の死者・行方不明者が出た。震災の混乱の中、「朝鮮人が井戸に毒を入れ、略奪している」などのデマが流れ、日本人が多くの朝鮮人を集団で殺害した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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