現行のコロナ防疫レベル4週間延長 首都圏の集まり最大6人まで=韓国
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2021.09.03 10:39
【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は3日、新型コロナウイルスへの対応を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議で、感染防止策「社会的距離の確保」の現行レベル(首都圏は最も高い第4段階、首都圏以外の地域は原則第3段階)を10月3日まで4週間延長すると発表した。
首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)など第4段階の対象地域では、飲食店・カフェの営業時間を現行の午後9時までから午後10時までに延ばす。飲食店・カフェでの私的な集まりの人数制限も緩和し、昼間は2人以上、午後6時以降は4人以上のワクチン接種完了者が含まれている場合に限り6人まで認める。
首都圏以外を中心とする第3段階の地域では、不特定多数が利用する施設全てで接種完了者4人を含め最大8人の集まりを認める。
金氏はこうした緩和について「国民の苦労を少しでも和らげるため、防疫基準を合理的に調整した」と説明している。
また、政府は秋夕(中秋節、今年は9月21日)を含む1週間、家庭内で接種完了者4人を含め最大8人の家族の集まりを認めることを決めた。金氏は「ワクチン接種を終えた人を中心に最小限の人数で集まり、楽しく、安全にだんらんしてほしい」と述べた。
米モデルナ製ワクチンの供給状況に関しては、2日と3日に約200万回分が韓国に到着し、来週まで継続的に入ってくる予定だと伝え、「秋夕前に国民の7割以上が(少なくとも)1回の接種を終えるという目標を達成するのに十分な量のワクチンが供給される」と強調した。
tnak51@yna.co.kr
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