北の核施設再稼働 「南北合意違反ではない」=韓国次官
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2021.09.07 15:07
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は7日、国会外交統一委員会の全体会議で、北朝鮮が寧辺の核施設を再稼働しても南北合意違反ではないとの見解を示した。
寧辺の核施設再稼働が事実なら、南北首脳が署名した2018年4月の板門店宣言と同9月の平壌共同宣言の趣旨に反するとみているかという野党議員からの質問に対し、崔氏は「そうではないと思う」と答えた。両宣言の合意内容のうち、北朝鮮が取った目に見える措置は今も進められているとし、核実験場やミサイル実験場の廃棄を例に挙げた。
また、北朝鮮が寧辺核施設の原子炉を再稼働させた兆候があるとする国際原子力機関(IAEA)の報告書について「内容が正しいか否かについては述べない」とした上で、「北の主要核施設は韓米資産を通じて常時監視されている」と強調した。
hjc@yna.co.kr