韓国前経済副首相 大統領選出馬を表明
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2021.09.08 11:09
【ソウル聯合ニュース】韓国の金東ヨン（キム・ドンヨン）前経済副首相（６４）は８日、動画投稿サイト「ユーチューブ」の自身のチャンネルで来年３月の大統領選への出馬を正式に表明した。
金氏は「既得権共和国を機会共和国に完全に変えなければならない」と述べ、機会共和国とは機会を作ることを始め（スタート）、成長（アップ）させる「スタートアップ天国」だと説明。「進歩（革新）と保守の双方が意志も能力も不足している」として既存の政治勢力を批判した。
また、既得権解消のためには改憲が必要だとして、大統領への権限集中を防ぎ、国会議員の再任を制限することなどを主張した。
金氏は貧しい家庭環境に育ち、商業高校と大学の夜間学部を経て閣僚となった自身の経歴を説明しながら、「貧しい人、学べなかった人、力のない人に対する理解と共感が私の中にある」と述べた。
李明博（イ・ミョンバク）政権と朴槿恵（パク・クネ）政権で企画財政部次官や国務調整室長を歴任した金氏は、文在寅（ムン・ジェイン）政権の初代経済副首相に任命され、２０１８年に退任した。
ynhrm@yna.co.kr
