来年の北京冬季パラ 北朝鮮の参加可能=国際パラ委
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2021.09.10 11:03
【ソウル聯合ニュース】2022年2月に中国・北京で開催される冬季五輪に参加できなくなった北朝鮮について、国際パラリンピック委員会(IPC)は北京冬季パラリンピックへの参加は可能との見解を示した。米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)が10日、伝えた。
国際オリンピック委員会(IOC)は9日、先の東京五輪不参加を理由に、北朝鮮オリンピック委員会に対し22年末までの資格停止処分を科すと発表した。北朝鮮は来年の北京冬季五輪に国家資格で参加できなくなった。
これを受けRFAがIPCに22年3月開催の北京冬季パラリンピックについて取材したところ、スペンス広報部長は「IPCはIOCと規則が異なる」と強調した。同氏は「IOCの決定はIPCやパラリンピックとは関係がない」と述べ、北朝鮮の参加資格は維持されるとの認識を示した。
IOCの処分に対しては「IPCはIOCとは規則が異なる」と繰り返し、比較することを控えた。北朝鮮が実際に北京冬季パラリンピックに参加する可能性に対しても直接の返答を避けた。
北朝鮮はこれまで、夏季パラリンピックには12年のロンドン大会と16年のリオデジャネイロ大会に選手団を派遣している。冬季パラリンピックへの選手派遣は、18年に韓国で開催された平昌大会が初めてだった。
mgk1202@yna.co.kr