ワクチン副反応2日間で新たに3271件 死者2人増=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は13日、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が11、12日の2日間に新たに3271件報告されたと発表した。このうち死亡が2件だった。ワクチン接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。
接種による副反応とみられる事例のうち、重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は新たに11件報告された。特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例の報告は59件あった。このほかは注射した部位の痛みや腫れ、筋肉痛、頭痛などの比較的軽い症状だった。
1回目に英アストラゼネカ製のワクチンを接種し、2回目に米ファイザー製を接種した人の副反応は38件増え、計5736件となった。
韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は計21万6517件となった。今月13日午前0時時点の1回目、2回目の接種累計5187万7739件の0.42%に当たる。
累計接種件数に対する副反応の報告率は米ヤンセンファーマ製ワクチンが0.60%、米モデルナ製が0.57%、アストラゼネカ製が0.49%、ファイザー製が0.33%。
これまでに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計598人となっている。ファイザー製ワクチンの接種者が319人、アストラゼネカ製が259人、モデルナ製とヤンセンファーマ製がそれぞれ10人。これらは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、他の副反応が報告された後に容体が悪化して死亡したケースを含めると、死者は計858人となる。
これまでの全ての副反応の報告のうち、95.8%に当たる20万7396件は比較的軽い症状だった。
予防接種対応推進団は副反応の報告件数を毎週月・水・土曜日に発表している。
ynhrm@yna.co.kr