金与正氏 文大統領の「挑発抑止発言」を非難
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2021.09.15 23:04
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長は15日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を視察した際に「ミサイル戦力の増強こそ北の挑発に対する確実な抑止力」と述べたことを非難し、南北関係が完全に破綻しかねないと警告した。
金与正氏は朝鮮中央通信を通じて出した談話で、文大統領の発言について「愚昧(ぐまい)この上ない」と断じた上で「どんな言動も深思熟考すべきだ」と非難した。
また「大統領までが出てきてけなすなら、仕方なく相応の行動を取らざるを得ず、そうなれば南北関係は完全に破壊に至るだろう」と警告した。
sarangni@yna.co.kr
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