韓国外交部 外相の「中国の強硬姿勢は当然」発言を釈明
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2021.09.23 17:27
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の崔泳杉(チェ・ヨンサム)報道官は23日の定例会見で、同部の鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官が中国の強硬外交は当然だとの発言をしたことについて、「中国の攻勢的な態度が自然だと言及したものではない」として、「中国が外交、経済力など国力の上昇に応じて声を出そうとすることは一般的な国の国際的な位置変化の観点から自然に見えると表現しただけ」と説明した。
また、「外交部を含む(韓国)政府の立場は明確だ」とし、「強固な韓米同盟に基づき、韓中関係もバランス良く発展させていくというのが一貫した立場」と述べた。
国連総会に合わせて米ニューヨークを訪問した鄭氏は22日(現地時間)、外交・安全保障分野の米シンクタンク、米外交問題評議会(CFR)との対談で、中国が国際社会で強硬な姿勢を見せているとする司会者のCNNキャスターの指摘に、中国の強硬外交は当然だと発言した。
一方、崔氏は22日にニューヨークで開かれた韓米日外相会談で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国連総会一般討論演説で提案した朝鮮戦争の終戦宣言問題に関して議論が行われたと明らかにした。韓国が米国と日本側に説明し、「米側は韓国側の説明を傾聴した」という。
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