韓国国防部 北朝鮮のミサイル発射に「遺憾」
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2021.09.28 14:10
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の夫勝チャン(プ・スンチャン)報道官は28日の定例会見で、北朝鮮が同日午前に短距離ミサイルとみられる飛翔体を発射したことについて、「朝鮮半島の情勢安定が非常に緊要な時期に行われたミサイル発射を遺憾に思う」と述べた。
また、「北のミサイル発射状況や意図について分析と検討を行っている」と説明した。
韓国政府は徐薫(ソ・フン)国家安保室長の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会の緊急会議を開催して北朝鮮の意図を分析し、遺憾の意を表明した。
北朝鮮は同日午前6時40分ごろ、北西部の慈江道舞坪里付近から朝鮮半島東の東海に向けて短距離ミサイルとみられる飛翔体1発を発射した。
韓国軍当局は低い高度や短い飛行距離、遅い速度など北朝鮮の従来のミサイルとは異なる飛行特性を見せていることから、極超音速滑空体など新型ミサイルの開発実験の可能性もあるとして分析を進めている。
一方、韓国統一部は今回の発射に関して、最近の北朝鮮の軍事的な動向や談話などを総合的に分析し、今後の対応方向を慎重に決めるとの方針を示した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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