ワクチン副反応2日間で新たに7327件 死者14人増=韓国
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2021.10.06 10:44
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は6日、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が4、5日の2日間に新たに7327件報告されたと発表した。このうち死亡が14件だった。ワクチン接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。
接種による副反応とみられる事例のうち、重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は新たに9件報告された。特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例の報告は168件あった。このほかの7136件は筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒などの比較的軽い症状だった。
韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は計29万4269件となった。
累計接種件数に対する副反応の報告率は米ヤンセンファーマ製ワクチンと米モデルナ製がそれぞれ0.58%、英アストラゼネカ製が0.52%、米ファイザー製が0.37%。
これまでに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計730人となっている。これらは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、他の副反応が報告された後に容体が悪化して死亡したケースを含めると、死者は計1033人となる。
これまでの全ての副反応の報告のうち、96.2%に当たる28万3056件は比較的軽い症状だった。
mgk1202@yna.co.kr