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北朝鮮の5歳未満児死亡率 19年で72%減=ユニセフ

記事一覧 2021.10.06 13:47

【ソウル聯合ニュース】国連児童基金(ユニセフ)が6日までに公表した2021年版の「世界子供白書」によると、北朝鮮の5歳未満児の死亡率は2019年に1000人あたり17人だった。

北朝鮮の対外宣伝メディア「朝鮮の今日」が昨年6月に報じた豆乳を飲む子供たちの様子(同メディアのホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

北朝鮮の対外宣伝メディア「朝鮮の今日」が昨年6月に報じた豆乳を飲む子供たちの様子(同メディアのホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 北朝鮮の5歳未満児死亡率は、多くの餓死者が出た1990年代半ばから後半にかけての「苦難の行軍」が影響し、1990年の1000人あたり43人から2000年には60人に跳ね上がった。その後、経済がやや持ち直し、当局が乳幼児への栄養補給に力を入れたことで、死亡率は19年間で72%減少した。だが、韓国の5歳未満児死亡率(1000人あたり3人)に比べると依然として6倍近い。

 また、北朝鮮の5歳未満児の18%(2020年ベース)が栄養不足による発育阻害の状態にあることも明らかになった。

 北朝鮮の子供の栄養不良は国際社会からたびたび指摘されている。北朝鮮もこれを意識してか、最近は子供への栄養補給に一段と関心を向けている。

tnak51@yna.co.kr

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