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政策金利を年0.75%で据え置き 景気・市場の不安考慮=韓国

記事一覧 2021.10.12 11:24

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は12日、定例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年0.75%で据え置いた。韓銀は昨年3月、新型コロナウイルスの感染拡大により景気減速が予想されるとして政策金利を年1.25%から過去最低の0.75%に引き下げ、同5月にはさらに0.25%利下げした。その後は据え置きが続いていたが、今年8月に利上げに踏み切り、0.75%に引き上げた。

韓国銀行は12日、定例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年0.75%で据え置いた(コラージュ)=(聯合ニュース)

 韓銀が金利の引き上げを決めたのは、市中への資金供給が増えた副作用で個人向け融資が増加したり、資産価格が上昇したりといった「金融不均衡」が深刻化している上、インフレ懸念も強まっていることが背景にあった。

 だが、金融通貨委員会は今回の会議で連続での金利引き上げを選ばなかった。景気不振や証券市場の変動性の高まりなどを考慮し、ひとまず来月の会議まで追加の引き上げを見送ったようだ。

 韓銀の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁が繰り返し強調した「緩和的な通貨政策の秩序ある正常化」という面からも、一気に利上げするより新型コロナウイルス流行や景気の状況を見極めながら利上げの速度を調整することが望ましいとの意見もある。

 だた、来月には再び0.25%の利上げが行われるとの見方も多い。物価上昇や個人向け融資の増加などの金融不均衡を放置することはできないためだ。

 成太胤(ソン・テユン)延世大教授(経済学)は「現在は物価上昇傾向が強いため、流動性の回収が避けられない」として、「金融当局が総量規制を通じて個人向け融資の増加を抑えているが、それだけでは限界がある」と述べた。

 徐英京(ソ・ヨンギョン)金融通貨委員も先月29日に開かれたセミナーで、「8月の政策金利引き上げにもかかわらず、現在の通貨政策は依然として緩和的だ」として政策金利の追加引き上げを提言した。

ynhrm@yna.co.kr

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